首都圏の私立・国立小学校 受験データ

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小学校受験とは何歳で受けるか、年少・年中から見た受験の年と、私立・国立の違い(首都圏109校の集計)

解説出典の確認日 2026年10月19日

小学校受験とは、私立や国立の小学校に入るために、子どもが年長(幼稚園や保育園のいちばん上の学年)の秋に試験を受けることです。この試験を、小学校受験では「考査(こうさ)」と呼びます。

公立の小学校には入学試験がありません。なので、受験をするのは、私立か国立の小学校に入りたい家庭です。

結論

  • 考査を受けるのは年長の秋で、子どもは5歳か6歳です。いま年中の子は2027年の秋、年少の子は2028年の秋に受けます。
  • 全国の小学校18,607校のうち、私立は250校、国立は66校です。学校一覧で詳しく載せている首都圏の109校は、私立が99校、国立が10校です。
  • 準備を何歳から始めるかを決めた国の決まりはありません。学校の説明会は年長の春から夏に集まっていて、年中・年少向けの行事を公式に載せている学校も13校あります。

2026年10月の時点で、子どもの学年ごとに、受験の年を並べると次のようになります。

いまの学年と、考査を受ける年(2026年10月時点)

年長

  • 2020年4月2日〜2021年4月1日生まれ
  • 考査は2026年の秋
  • 入学は2027年4月

年中

  • 2021年4月2日〜2022年4月1日生まれ
  • 考査は2027年の秋
  • 入学は2028年4月

年少

  • 2022年4月2日〜2023年4月1日生まれ
  • 考査は2028年の秋
  • 入学は2029年4月

子どもの生年月日を入れると、受験の年度と考査の時期、いまの学年がすぐに分かります。生まれた日から分かる受験の年度と日程で確かめてください。

何歳で受けるか(学年の区切り)

小学校に入る時期は、国の決まり(学校教育法)で決まっています。子どもが満6歳になった日の次の日から数えて、最初に来る学年の初め(4月1日)から小学校に通います。

小学校の学年は、4月1日に始まり翌年3月31日に終わると決まっています。なので、4月2日から次の年の4月1日までに生まれた子が、同じ学年になります。

2027年4月に入学する子の場合
生まれた期間2020年4月2日〜2021年4月1日
年長になる2026年4月
考査を受ける2026年の秋(5歳か6歳)
小学校に入学2027年4月(6歳)

学校の募集要項(学校が出す受験の案内)にも、受験できる子の生まれた期間が書いてあります。たとえば聖心女子学院初等科の2027年度の募集要項は、受験できる子を「2020年4月2日から2021年4月1日までに生まれた女児」としています。

4月1日生まれの子が、4月2日生まれの子より1つ上の学年になるのは、年齢の数え方の決まりによるものです。国の決まりでは、年齢は生まれた日から数えることになっていて、誕生日の前日が終わるときに1つ年をとります。

なので、4月1日生まれの子は3月31日に満6歳になり、翌日の4月1日から小学校に入ります。4月2日生まれの子は4月1日に満6歳になるので、その日に始まる学年には間に合わず、次の年の4月に入学します。

早生まれの子の考査

1月1日から4月1日までに生まれた子を、ふつう「早生まれ」と呼びます。同じ学年でも、4月生まれの子と3月生まれの子では、生まれた日が1年近く違います。

そのため、生まれた日の近い子どうしでグループを分けて考査をすると、公式に書いている学校があります。学校一覧に詳しく載せている首都圏の109校のうち、公式の記載でこれを確かめられたのは2校です。

学校ごとの考査の日は、学校一覧の各校のページで見られます。

私立・国立・公立の違い

小学校は、誰が建てた学校かで、国立・公立・私立の3つに分かれます。国の決まり(学校教育法)では、国立学校は国、私立学校は学校法人が設置する学校です。公立は市区町村などが建てた学校です。

3つの小学校の違い

公立小学校

  • 市区町村などが建てた学校
  • 入学試験は無い
  • 授業料はかからない

私立小学校

  • 学校法人(私立学校をつくるための法人)が建てた学校
  • 考査(と、学校によって面接)で選ぶ
  • 入学金と授業料がかかる

国立小学校

  • 国立大学に付いている学校
  • 抽選(くじ)と検査(子どもを見る試験)で選ぶ学校が多い
  • 授業料はかからない。住所の条件がある

国立の小学校に授業料が無いのも、国の決まりです。学校教育法で、国立と公立の小学校の義務教育では、授業料を取れないことになっています。

文部科学省の令和7年度の調査(学校基本調査)で、全国の小学校の数と、通っている子どもの数を見ると、次のとおりです。

区分 学校数 児童数
公立 18,291校 5,698,430人
私立 250校 79,333人
国立 66校 34,612人
計 18,607校 5,812,375人

私立と国立の小学校に通う子を合わせても、小学生100人のうち2人ほどです。

国立の抽選や、住んでいる場所の条件(通学区域)は、国立小学校の受験で学校ごとに確かめられます。入学金や授業料がいくらかかるかは、小学校受験の費用でまとめています。

首都圏の学校の数

学校一覧のうち、学校公式サイトの原文と照らし合わせが済んで、詳しい項目を掲載している109校を、都県ごとに数えました。

都県 私立 国立
東京都 53校 6校
神奈川県 30校 2校
千葉県 10校 1校
埼玉県 6校 1校
計 99校 10校

国立の学校の日程や住所の条件は、国立小学校の受験で公式の募集要項から確かめています。

男女の別で見ると、共学が92校、女子校が13校、男子校が2校(暁星小学校・立教小学校)です。

  • 学校をどこから選べばよいか迷うときは、まず通える範囲の都県の学校を学校一覧で開いてください
  • 各校のページには、考査の日・面接の形・学費・通学の条件と、学校公式の出典が並んでいます

年長の1年の流れ

受験の手続きは、年長の春から冬までの1年に集まっています。おおまかな順番は次のとおりです。

年長の1年の流れ(首都圏の私立・国立)
学校説明会・公開行事年長の春〜夏。学校を見て、受ける学校を決める
願書(入学を申し込む書類)を出す9〜10月。インターネットで登録して、書類を郵送する学校が多い
面接・考査9〜12月。東京は11月1日から数日に集まる
合格発表・入学の手続き考査の数日後まで。入学金の期限が発表の当日という学校もある
市区町村への届け出合格した学校の入学承諾書を、住んでいる市区町村に出す

それぞれの段階で何を確かめればよいかは、次の記事で学校公式の記載から説明しています。

受けたい学校どうしの考査日が重ならないかは、併願カレンダーで学校を選ぶと日付順に並べて確かめられます。

年少・年中のうちに学校でできること

準備をいつから始めるかについて、国の決まりはありません。国の決まりで決まっているのは、どの学年で小学校に入るかだけです。

学校の側の予定を見ると、説明会は年長の春から夏に集まっています。学校データで説明会・公開行事の記載がある94校のうち、5月〜7月の日程がある学校は50校です。

一方で、年中・年少の子や保護者を対象にした説明会や行事を、公式に載せている学校が13校あります。2026年10月の時点で、これから行われる回は次のとおりです(1〜3月は2027年)。

学校 対象・内容 日にち
さとえ学園 年中の親子 10月24日ほか
聖マリア 年中・年少の親 11月11日ほか
聖セシリア 年中の学校体験 11月28日
湘南白百合 年中・年長の見学 11月27日
淑徳 年中の体験入学 12月12日
捜真 年中・年少の説明 2月20日
東星学園 年少・年中の説明 3月6日
平和学園 年中の体験 3月24日

申し込みが要る回が多いので、日にちと申し込み方法は、行く前に各校のページから学校公式サイトを開いて確かめてください。

今日やること

  1. 1受験の年を確かめる生まれた日から分かる受験の年度と日程で子どもの生年月日を入れ、考査が何年の秋かを見る
  2. 2通える学校を見る学校一覧から通える範囲の学校を開き、私立か国立か、共学か、考査の日を見る
  3. 3学校の行事を予定に入れる年中・年少向けの説明会や行事がある学校は、申し込みの期間と日にちを書き出す

Sources / 出典