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11月1日を含む考査日程の28校、半数の14校は11月4日までに入学金の納入期限首都圏の私立・国立小学校(2027年度入試・学校公式の募集要項)

解説出典の確認日 2026年11月3日

2027年度入学者向けの小学校入試(考査は2026年)で、首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)の私立・国立小学校のうち、考査日または考査期間に2026年11月1日を含み、その回の期限を学校公式の募集要項で確認できた28校のうち14校は、11月4日までに入学金の納入期限を迎えます。14校とも、期限は入学手続きの締切ではなく入学金の納入期限です。別の学校の指定考査日や合格発表がその期限より後になる場合は、その考査や発表の前に、先に合格した学校へ入学金を納めるかを決める必要があります。

結論

  • 考査日程に11月1日を含み、期限を確認できた28校のうち14校は、11月4日までに入学金の納入期限が来ます。うち白百合学園小学校・聖心女子学院初等科などは11月2日が期限です。
  • 初回の考査日程の開始日から期限までの日数(入試の回ごと)は、入学金の納入期限で数えた122回の中央値が3日、入学手続きの締切で数えた50回の中央値が5日です。0〜2日の回は、それぞれ51回と8回です。
  • 手続きの日程を確認できた83校の募集要項のうち、入学金の延納を書く学校は7校です。辞退で戻るお金の期限を書く12校の記載では、入学金そのものの返還を明記した学校は確認できませんでした。
期限が別の学校の考査より前に来る例(B校の指定日が11月5日の場合)
11月1日 A校の考査A校は、考査の翌日が入学金の納入期限の学校
11月2日 A校の発表と入学金の納入期限白百合学園小学校は発表が11月2日13時(Web)、入学金の納入期限が11月2日
11月5日 B校の考査(学校の指定日)「11月1日〜5日のうち1日」の学校で、11月5日を指定された場合
B校の結果A校の入学金を納めるかは、この前の11月2日に決めている

入学金の額と、受験料・授業料をふくめたお金の全体は小学校受験の費用で、日付ごとに何校の考査が重なるかは2027年度の日程と併願の組み方で説明しています。学校ごとの発表の方法と手続きの期限は合格発表と入学手続きの一覧で見られます。

数え方

対象は首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)の私立・国立小学校で、学校が出している2027年度入学者向けの募集要項から、入学手続きの日程が取れた83校です。考査と期限の日付は、2027年1月以降の回を除いて2026年の日付です。入試の回ごとに次の2つの日付を並べました。

  • 考査日:その回の「初回の考査日程の開始日」です。「11月1日〜5日のうち1日」のように学校が日を指定する回や、日を選ぶ回は、期間のいちばん早い日にしました。1次と2次がある入試は1次の期間の初日です。
  • 期限:その回の期限です。種類を2つに分けました。入学金の納入期限が書かれた回は、延納の手続きをしない人の納入期限(122回・60校)。入学金の日付が書かれていない回は、入学手続きの締切(50回・24校)です。手続きの締切で数えた回は、入学金の納入期限と同じ日かを確かめていません。

数えるのは入試の回ごとなので、回の多い学校ほど合計に多く入ります。学校ごとの数は、別に書いています。

考査日が「初回の考査日程の開始日」なので、期間のうち後の日に考査を指定された人は、ここに書いた日数より期限までが短くなります。たとえば学習院初等科の11月1日→11月10日(9日後)は、11月1日〜5日のうちの指定日から11月10日までで、11月5日を指定された人は5日です。

手続きの表にある181回のうち、9回は数えていません。

数えなかった理由 回の数
照らし合わせに使った学校公式の考査日の記載に、その回(帰国生入試・二次募集・推薦入試など)の日付が無い。公式資料のどこにも無いとは限らない 5回
考査日の記載はあるが、照らし合わせを済ませた日付に入っていない(今回の確認の範囲外) 2回
手続きの日付を、取った公式資料で確認できなかった(資料に記載なし・募集要項が未取得) 2回

11月1日を含む考査日程の学校の期限

考査日または考査期間に11月1日を含む学校は、首都圏で32校あります(東京都のほか、神奈川県の桐蔭学園小学校のアドベンチャー入試を含みます)。このうち、11月1日を含む回の期限を確認できたのが28校です。残る学校は、2027年度の手続きの日程が取れなかった学校(雙葉小学校・慶應義塾幼稚舎・菅生学園初等学校)と、11月1日の回を手続きの表の回と対応づけられなかった学校(サレジアン国際学園小学校)です。28校では、11月1日を含む回はどれも11月1日が初日です。

28校の期限の種類は、入学金の納入期限が23校、入学手続きの締切が5校です。11月4日までに期限が来る14校は、すべて入学金の納入期限で数えた学校です(14校)。

学校(回) 考査日程 開始日→期限
昭和女子大学附属昭和小学校(発育調査) 11月1日(探究コースは11月1日〜3日から) 11月1日→11月1日(考査の当日)
川村小学校(自己推薦) 11月1日午前 11月1日→11月1日(考査の当日)
白百合学園小学校 11月1日 11月1日→11月2日(1日後)
聖心女子学院初等科 11月1日 11月1日→11月2日(1日後)
東京女学館小学校(AO型入試) 11月1日 11月1日→11月2日(1日後)
聖ドミニコ学園小学校(入試A) 11月1日 11月1日→11月2日(1日後)
明星小学校(第一志望入試) 11月1日 11月1日→11月2日(1日後)
日本女子大学附属豊明小学校 11月1日 11月1日→11月3日(2日後)
トキワ松学園小学校 11月1日か2日を選ぶ 11月1日→11月3日(2日後)
晃華学園小学校(第1回) 11月1日 11月1日→11月3日(2日後)
国立学園小学校(一般Ⅰ日程。推薦も同じ期限) 11月1日か2日 11月1日→11月3日(2日後)
品川翔英小学校(第1回) 11月1日・2日 11月1日→11月4日(3日後)
田園調布雙葉小学校 11月1日 11月1日→11月4日(3日後)
吉祥寺学園初等部(A日程) 11月1日〜3日から1日を選ぶ 11月1日→11月4日(3日後)

期限はどれも入学金の納入期限です。昭和女子大学附属昭和小学校は、入学金の納入が受験した日の発表のあと22時30分までです。考査日程が2日以上ある学校は、後の日に受けた人ほど期限までが短くなります。

回の名前に「第一志望」「自己推薦」「AO型」「推薦」が付く回は、出願や入学の確約に条件がある場合があります。表は期限の日付を比べるためのもので、その回を併願で受けられるかは確かめていません。併願で受ける前に、各校の募集要項で出願の条件を読んでください。

川村小学校は、自己推薦の回は考査の当日が期限ですが、一般前期の回は11月5日が期限です。2次がある学校では、期限が2次のあとに来ます。早稲田実業学校初等部は1次が11月1日(日)〜5日(木)のうち学校が指定する1日、2次が11月8日(日)〜10日(火)のうち学校が指定する1日で、期限は11月1日→11月13日(12日後)です。東京農業大学稲花小学校は11月1日→11月16日(15日後)です。

先に考査がある学校に合格し、その入学金の納入期限が、第一志望の指定考査日や発表日時より前に来る場合は、第一志望の考査や発表の前に、合格した学校の入学金を納めるかを決めることになります。第一志望の指定日が期限より前なら、この問題は起きません。指定日は出願のあとに決まる学校が多いので、期間のいちばん遅い日に指定された場合も書き出しておくと、組み合わせを判断できます。

考査から期限までの日数

初回の考査日程の開始日から期限まで 入学金の納入期限(122回) 入学手続きの締切(50回) 合計(172回)
0〜2日 51回 8回 59回
3〜7日 59回 29回 88回
8日以上 12回 13回 25回
中央値 3日 5日 4日

入試の回単位の数です。合計で、考査の当日が期限の回は6回、当日か翌日の回は27回です。学校単位では、0〜2日の回が1つでもある学校が83校のうち35校です。いちばん長いのはシュタイナー学園初等部の10月17日→11月26日(40日後)で、この学校は児童面接が考査にあたります。

考査の時期で分けると、次のとおりです(期限の種類を合わせた数)。

考査の時期(初回の考査日程の開始日) 回の数 うち0〜2日
10月まで 52回 23回
11月 98回 32回
12月以降(2027年1月を含む) 22回 4回

10月までの回は4割以上が0〜2日です。神奈川県の学校は10月20日前後に考査が集まり、たとえば湘南白百合学園小学校のA日程は10月20日→10月21日(1日後)、桐蔭学園小学校の一般入試は10月21日→10月29日(8日後)です(どちらも入学金の納入期限)。同じ週に受けても、期限まで1日の学校と8日の学校があります。埼玉県の西武学園文理小学校の第1志望入学試験は9月4日→9月11日(7日後)で、9月に考査と期限が終わる回もあります。

延納と、辞退したときに戻るお金

手続きの日程を確認できた83校の募集要項(手続きのデータに取った記載)のうち、入学金の支払いを後の日まで延ばせると書く学校は7校です。

延納には条件があります。併願で受けた人に限る学校、延納の手続きと一部のお金(延納金)を先に納める学校、国立の小学校と併願する人だけ国立の抽選の翌日まで延ばせる学校(自由学園初等部)があります。森村学園初等部と洗足学園小学校は、延ばせるのが施設のお金だけで、入学金は延ばせないため数に入れていません。延納金は、入学しなくても戻らないと書く学校があります。

同じ83校のうち、入学手続きのあとに辞退したとき、一部のお金が戻る期限の日付を書く学校は12校です。期限は3月31日の学校が多く、桐朋小学校のように11月中が期限の学校もあります。このうち9校は、戻るお金を施設費・教材費など入学金以外のお金と書いています(さとえ学園小学校は「入学金以外」、成蹊小学校は「入学金を除く」と明記)。残る湘南白百合学園小学校・開智小学校(総合部)・吉祥寺学園初等部は、取った記載の範囲では戻るお金の項目が分かりません。確認した記載の中に、入学金の返還を明記した学校はありませんでした。返還の扱いは、各校の募集要項の全文で確かめてください。

併願の順番を決める

受ける学校が決まったら
  1. 1期限を並べる受ける学校ごとに、考査日程・発表の日時・入学金の納入期限(無ければ入学手続きの締切)を1枚に書く。「〇日〜〇日のうち1日」の学校は、いちばん遅い日に指定された場合でも書く
  2. 2重なりを探すある学校の期限が、別の学校の指定考査日や発表より前に来る組み合わせに印をつける
  3. 3条件を確かめる第一志望・推薦・AO型などの回は、併願で受けられるかと、期限がどの人に当てはまるかを募集要項で読む
  4. 4納める上限を決める印がついた組み合わせでは、第一志望の結果を待たずに入学金を納めることになる。納めてもよい学校と額を、出願の前に家庭で決めておく
  5. 5延納を確かめる延納ができる学校か、条件(併願の人だけか・延納金の額)を募集要項で確かめる

気になる学校に学校を保存すると、考査と入学金の期限を日付順に並べ、「ある学校の期限が別の学校の考査より前」になる組み合わせに注意を出します。日付の重なりは併願カレンダーでも確かめられます。第一志望が補欠になったときの繰り上げの時期と入学金の関係は補欠・繰り上げ合格・2次募集で説明しています。

この記事の日付は、学校公式の2027年度入学者向けの募集要項・入試案内で2026年11月3日に確かめたものです。期限の時刻(12時まで・23時59分まで など)は学校ごとに違うので、納める日は各校の募集要項で時刻まで確かめてください。

Sources / 出典