両親そろって面接に行けるかどうかは、多くの家庭が気にする点です。学校の決まりには、2つの別のものがあります。面接に出る保護者の人数と、考査の日に付き添える保護者の人数です。同じ学校で「面接は1人でもよい」「付き添いは1人まで」と両方書いていることもあります。
結論
- 面接:面接に出る保護者の人数について書いている私立69校のうち43校が、1人でもよいと書いています。1人でも不利にならない・合否に関係ないとまで明記している学校は17校です。
- 付き添い:考査・抽選の日に来校する保護者の人数を書いている国立19校のうち12校が、1人までに限っています(抽選の日だけを対象にした記載を含みます)。私立でも14校のうち9校が同じです。
- 人数について何も書いていない学校も多くあります。書いていなくても「両親必須」という意味ではないので、受ける学校に確かめてください。
面接の形(親子面接・保護者面接・子どもだけ)と時期は小学校受験の面接、首都圏の学校のQ&Aの答えは入試Q&Aで見る両親の出席・早生まれ・共働きで説明しています。
数え方
対象は、学校データに載せている全国の321校です。各校の公式サイトの募集要項・入試案内・入試Q&Aの原文を1校ずつ読みました。引用は出典のページと照らし合わせています。
数えるときは、場面を分けました。
| 決まり | 当てはまる書き方の例 |
|---|---|
| 面接に出る人数 | 「面接は保護者お一人でも結構です」 |
| 考査・抽選の日の来校 | 「付き添いは保護者1名とします」 |
説明会・見学会の人数の決まりは入れていません。面接に出る人数について書いている学校は、私立・国立を合わせて74校、付き添いの人数を書いている学校は33校です。
面接:1人でもよいと書く私立
面接に出る保護者の人数について書いている私立は69校で、そのうち43校が1人でもよいと書いています。「できるだけ両親で」と頼んだうえで、都合がつかなければ1人でもよい、と書く学校も含みます。
1人でも不利にならない・合否に関係ないと明記している学校は17校です。
| 地域 | 学校 |
|---|---|
| 首都圏 | 帝京大学小学校・東星学園小学校・晃華学園小学校・サレジアン国際学園小学校・東京農業大学稲花小学校・和光小学校・和光鶴川小学校 |
| 東海 | 岐阜聖徳学園大学附属小学校・帝京大学可児小学校 |
| 関西 | 京都聖母学院小学校・洛南高等学校附属小学校・ノートルダム学院小学校・大阪信愛学院小学校・帝塚山学院小学校・関西学院初等部 |
| 四国・九州 | 徳島文理小学校・西南学院小学校 |
たとえば帝塚山学院小学校は「1名でも2名でも、お父様でもお母様でも、合否判定には関係ありません」と書いています。サレジアン国際学園小学校は「お二人の方が有利ということもございません」と書いています。東京農業大学稲花小学校は、1人で出る理由の手紙や電話も要らないと答えています。
面接:両親で、と書く私立
一方で、面接は両親で受けると書き、1人でよいとは書いていない私立が14校あります。書き方は学校で違います。
- 「原則として両親」と書く学校:追手門学院小学校・関西創価小学校・フェリーチェ玉村国際小学校・国府台女子学院小学部・国立音楽大学附属小学校など
- 「事情があれば相談」と書く学校:リリーベール小学校・北海道シュタイナー学園いずみの学校初等部
- 面接の形として「本人と父母」「両親との面接」と書く学校:カリタス小学校・横浜雙葉小学校・椙山女学園大学附属小学校・幕張インターナショナルスクールなど
シュタイナー学園初等部は「願書保護者欄に記載の方は必ず全員ご参加ください」と書いています。こうした学校で片方が出られないときは、出願の前に学校に伝え方を聞いておくと確かです。
考査・抽選の日:来校は1人までの学校
考査や抽選の日に来校する保護者の人数は、面接とは別の決まりです。来校を1人までに限っているのは、国立12校・私立9校です。
| 種別 | 学校 |
|---|---|
| 国立 | 宮城教育大学附属・茨城大学教育学部附属・新潟大学附属長岡・山梨大学教育学部附属・三重大学教育学部附属・京都教育大学附属京都小中・神戸大学附属・和歌山大学教育学部附属・島根大学教育学部附属義務教育学校・岡山大学附属・広島大学附属・宮崎大学教育学部附属 |
| 私立 | 江戸川学園取手・開智所沢・桐朋・同志社国際学院初等部・洛南高等学校附属・追手門学院・関西学院初等部・西南学院・田中学園立命館慶祥 |
和歌山大学教育学部附属小学校は「校地内には1名しか入れません」と書いています。京都教育大学附属京都小中学校と神戸大学附属小学校は、抽選の日に来校できる保護者を1人にしています。広島大学附属小学校・宮崎大学教育学部附属小学校は、受ける子以外の子どもを連れて来ないよう求めています。
面接は1人でもよいのに、付き添いは1人までという学校もあります。関西学院初等部は、面接はどちらか1名でも合否に影響しないと書き、付き添いは「会場の都合上」1名としています。ただし2027年度の募集要項では、親子面接を同じ日に行うB入試は「保護者2名以内」で来校する案内です。受ける回の案内で確かめてください。桐朋小学校は、両親で行ってよいかという質問に「控え室が手狭なため」保護者1人と答えています。
私立と国立を両方受けるとき
面接に出る人数と付き添える人数は、学校ごとに違います。同じ家庭でも、学校によって当日の動き方が変わります。
- 1受ける学校の原文を読む服装と面接の一覧の「面接の形式」「面接の注意」で、受ける学校の原文を読む
- 22つの欄を作る学校ごとに「面接に出る人」と「考査の日に付き添う人」を別の欄に書く
- 3下の子の預け先を決める受ける子以外の子どもを連れて来られない学校があるので、当日の預け先を先に決める
- 4書いていない学校は聞く人数の記載が無い学校は、説明会の質問の時間か電話で確かめる
家庭の条件ごとに、学校が公式に何と答えているかはうちの家庭の条件で並べられます。
原文は学校公式サイトの2027年度入学者向けの募集要項・入試Q&Aを中心に、2026年11月4日に確かめたものです。一部に前年度の資料の記載を含みます。出願の前に、各校の最新の募集要項を読み直してください。