2019年01月22日更新
be動詞ってどんな動詞?意外と知らない使い方がある!
中学校での英語の授業の最初に学ぶ『動詞』が〈be動詞〉です。みなさんもbe動詞の活用表で〈I, my, me, mine, you, your, you, yours, …〉などと暗唱して覚えたのではないでしょうか。ここでは、be動詞の意味・英文における用法などを確認しながら、be動詞の奥深さについて掘り下げていきたいと思います。

そもそもbe動詞って何だろう?


日本語でも英語でも、『動詞』と言えば「動きを表す言葉」であると考えられています。

したがって、日本語においても英語においても、『動詞』とは、「述部の中心」となる言葉です。


しかし、動詞について英語が日本語と大きく違っているところがひとつあります。


それは、英語における動詞は

〈be動詞〉と〈一般動詞〉の2種類に分けられる

ということです。


そのうち、

一般動詞が〈主語などが行う「動作」〉を表すのに対し、be動詞は〈主語などが行う「状態」「存在」〉を表します。

日本語では基本的には存在しないタイプの動詞、それが〈be動詞〉なのです。

be動詞の活用のしかたは?7つの種類!

一般動詞とbe動詞の活用の違いとは?

通常、英語の動詞は人称または時制によって5つの形に活用変化します。

説明が難しくなってしまいますが、内容は簡単なので、ゆっくり読んでみてください。


1.原形:主語の種類や時間などに影響を受けていない、動詞のもとの形。


2.現在形:現在時制に用いられる形。主語が3人称かつ単数の場合は語末に-sか-esがつけられる。


3.過去形:過去時制に用いられる形。


4.過去分詞形:完了形の文、受動態の文で用いられる形。文の中で完了や受け身状態を表す過去分詞として働く。


5.-ing形(現在分詞形・動名詞):現在進行形・過去進行形の文に用いられ、文の中で進行状態を表す現在分詞として働くほか、「〜すること」という意味の動名詞としても用いられる。


それでは、

まず、これらの5つの活用形を〈一般動詞 eat(食べる)〉に当てはめてみましょう。


1.原形  → eat

2.現在形 → eat / eats

3.過去形 → ate

4.過去分詞形 → eaten

5.-ing形(現在分詞・動名詞)→ eating


どの形も、中学校の英語の授業などで習ったり、自分で英文を書くのに使ったりした経験があるのではないかと思います。ポイントは、一般動詞では原形と現在形が一部一致しているというところです。


次に、be動詞においてこれらの活用形をあてはめてみましょう。


1.原形  → be

2.現在形 → am / is / are 

3.過去形 → was / were

4.過去分詞形 → been

5.-ing形(現在分詞・動名詞)→ being


原形を見てみると、一番最初の形がbeということから、これらの動詞はbe動詞と称されるのだとわかりますよね。


そして、現在形には am / is / are の3種類が、過去形には was / were の2種類があります。

これらは、使い分けを覚える必要があります!


一般動詞とは違い、原形と現在形に一致は見られません。


それでは、現在形の am / is / are の3種類、過去形の was / were について、どう使い分ければいいのかを次にまとめてみましょう。

★be動詞の現在形am / is / areはこう使い分けよう!

現在形am / is / are は、動詞の〈主語〉によって使い分けます。

次のように覚えておきましょう。


am を使う時 → 主語が〈 I 〉の時のみ!


is を使う時 → 主語が 〈 I 〉と〈you〉以外の〈1人の人間〉または〈1つの動物・もの〉の時


are を使う時 → 主語が〈2人以上の人間〉または〈2つ以上の動物・もの〉の時

★be動詞の過去形was / wereはこう使い分けよう!

過去形was / were も、現在形の時と同じように動詞の〈主語〉によって使い分けます。

そこで、次のように現在形のam / is / are からスライドして覚えておくのがまちがいないと思います。


am の過去形 → was


is の過去形 → was


areの過去形 → were


am / is は、現在形では主語によって使い分けをしますが、

その過去形は、両方とも was になるので、注意してください。

be動詞が表す意味は?どうやって訳すの?

「英語の文にbe動詞が出てきたら、あなたはどう訳しますか?」と質問すると、


「be動詞は『〜は』という意味ですよね?」と

いう答えをよく耳にします。


逆に

「日本語の文を英文に訳す時、『〜は』と出てきたら、be動詞を使えばいいと思う。

だって、be動詞は日本語で『〜は』だから!

と自信満々に答える方もけっこういます。



しかし、前者は完全なまちがいではないですが危険な覚え方。後者はまちがいであると言っても過言ではありません!


まず、「be動詞は『〜は』という意味ですよね?」という意見に関して。


たしかに、文法において「be動詞は、〈主語〉=(イコール)〈目的語・補語〉の、イコールにあたるものだ」と教わった人は多いと思います。


しかしながら、日本語には、活用しない付属語〈助詞〉という品詞が存在し、

「〜は」「〜に」「〜を」などの助詞が使われますが、英語には〈助詞〉はありません!


頭の中で、「日本語の助詞「〜は」=英語のbe動詞」という誤った設定をしていませんか?

もしそうなら、次のような訳しまちがいを冒してしまうでしょう。


毎日テニスをする。

I am play tennis every day. ✖️


動詞は現在形のplayだけのはずが、amまで入っているのは余計です。



正しくはこちらです。

 I play tennis every day. ◯



それでは、be動詞はいったいどんな意味を持っているのでしょうか。


先ほども一般動詞との違いとして、上で述べたのですが、

be動詞は〈主語などが行う「状態」「存在」〉を表す動詞なのです。



中学校や高校の英語の授業で、be動詞は「状態」や「存在」を表す動詞である、

と先生から習ったことを思い出した人もいることでしょう。



しかし、学生時代にbe動詞の意味についてそう習った時、

「えっ!状態?存在? どういうこと?」と、よくわからないまま放置していた人も多いのではないでしょうか。


その疑問を払拭すべく、次の項目では 「状態」と「存在」に分けて、be動詞の意味についてしっかり確認してみましょう。

be動詞の意味①「状態」とは?

be動詞の持つ意味合い=『〜だ。』

be動詞の持つ意味合いの1つ目は、

『〜だ。』


つまり、丁寧に言えば

『〜である。』『〜です。』ということです。


ただし、後で詳しくお話ししますが、be動詞が「状態」を表すというのは、

あくまでbe動詞が 動詞として「〈主語〉がそんな状態だ」という、「状態」を表しているだけだ、ととらえてみてください。

be動詞が「状態」を表す文の例

be動詞が「状態」を表す文の一例が、こちらの文です。


We are very happy.

(私たちはとても幸せだ。)


この文では、be動詞の現在形である areが、

〈主語=私たち〉が〈とても幸せ〉という状態である、という「状態」を表しています。



be動詞が状態を表す場合は、be動詞の後ろに〈形容詞〉がくることが多いです。

この文の場合は、be動詞+形容詞happy となっています。  


主語が人間でない場合もあります。


To get up early is really important for our health.

(早起きすることは私たちの健康にとって本当に大切だ。)


この文では、be動詞の現在形 isが、〈主語=早起きすること〉が〈本当に大切〉という状態である、という「状態」を表しています。


また、be動詞が「状態」を表す例文としては、このようなものもあります。


Fred is a high school student.

(フレッドは高校生だ。)


この文では、be動詞の現在形 isが、〈主語=フレッド〉が〈高校生〉という状態である、という「状態」を表しています。



先ほどの文との違いを考えてみると、この文の場合、be動詞+名詞節 a high school student となっています。


このように、be動詞が状態を表す場合は、be動詞の後ろに形容詞だけでなく、名詞がくることもあります。

be動詞が「状態」を表す文の注意点!

ここで、いくつか注意すべき点があります。


be動詞に『〜だ。』(『〜である。』『〜です。』)という意味があるからといって、


「be動詞=〜だ。だから、日本語の文に『〜だ。』があれば、それは全部be動詞になる。」

と考えて、


「私は彼のことが好きだ。」という日本語の文を

I am like him. ✖️

としてしまうのは、まちがいです!

動詞am、動詞likeと、動詞が2つも入れられています。


正しくはこうなります。

I like him. ◯  

(私は彼のことが好きだ。)



なぜかというと、


I am happy.  

(私は幸せだ。)←happyは形容詞です。


 I like him.

(私は彼のことが好きだ。)←likeは動詞です!


日本語にすると、同じように『〜だ。』がついていても、実際は、happyのように形容詞である場合と、likeのように動詞である場合があるのです。


特に、この文例のように、「〜が好きだ。」という日本語の文を訳すときには、誤ってbe動詞をつけてしまうミスが発生しやすいので、よく注意する必要があります。



また、


「be動詞=〜だ。だから、日本語の文に『〜だ。』が入っていない場合はいらない。」

という考え方も同様にまちがいです!



たまに、すでに何年も英語を学んできた高校生でも、


「私たちはとても幸せだ。」だと

We are very happy. 

と正しく英訳できるのに、



「私たちはとても悲しい。」という文は

We very sad. ✖️


と、be動詞を抜いてしまうミスをしている時があります。



まちがえた本人に、「どうしてこの文の方だけbe動詞を抜いてしまったのか?」と理由を聞くと、

「〈悲しい〉のほうは、『〜だ。』がついていないから、be動詞はいらないかと思った!」とのことでした。



そもそも、英語の文では基本的に主語と動詞が必要です。


もちろん、この文の場合は、〈悲しい〉という「状態」だという意味合いで、


We are very sad. ◯

(私たちはとても悲しい。)


と、be動詞を入れなければなりません。



・be動詞はあくまで『〜だ。』(『〜である。』『〜です。』)という意味合い。

「〈主語〉がそんな状態だ」という、「状態」を表しているもの。→ 〇


・be動詞=『〜だ。』(『〜である。』『〜です。』)と訳す。→ ✖️


と、頭に入れておきましょう。

まとめ

be動詞の意味①「状態」とは


★意味『〜だ。』(=『〜である。』『〜です。』)


★文の構造  〈be動詞〉+〈形容詞か名詞〉


となります。

be動詞の意味②「存在」とは?

be動詞の持つもうひとつの意味合い=『〜にいる。』『〜にある。』

be動詞が持つ2つ目の意味は


『〜にいる。』または『〜にある。』


です。


中学校の英語の授業で、このような英文を学んだことがあると思います。


Where is my bag? (私のバッグはどこ?)

    ーーー It is on the chair. (イスの上だよ。)


日本語訳を見ると、『〜にある。』というフレーズは入っていませんが、考えてみるとこれは


〈私のバッグはどこにあるか?〉

〈イスの上にある。〉


という日本語文になりますよね。


これらの文におけるbe動詞は、〈私のバッグ〉の『存在』を表しているのです。


それから、日本語の文を英語に訳す時に、簡単に訳せそうなのに、意外と訳せない人が多いのが


「私は今東京にいます。」


という文。




この文を英訳しようとして、


「英語で、東京に『いる』? 

あれっ?『いる』っていう動詞は何だっけ? 

I stay 〜だっけ? でもstayは『滞在する』っていう意味だから違うような気もするし」


などと悩んでしまう人は、ぜひこのbe動詞2つ目の意味『〜にいる。』『〜にある。』を覚えてみてください。


I am in Tokyo now. ◯

(私は今東京にいる。)



このように、be動詞を使うと無事に英語に訳すことができます。

be動詞とともに、〈場所を表す言葉〉を使うだけで簡単に表現できるので、便利ですね。



be動詞の持つ意味合いを、①「状態」を表す『〜だ。』(『〜である。』『〜です。』)だけだと思い込んでしまっていたら、きっとこの英文は作れないでしょう。


つまり、②「存在」を表す『〜にいる。』または『〜にある。』という意味のほうも、英語の文ではとても大切なのです。



もし、あなたが山で遭難してしまい、助けを待っている時に、捜索隊が近くにやってくる音が聞こえてきたら、be動詞を使って大声でこう叫んでください。


Hey! I'm here! (おーい!ぼくはここだ!)

まとめ

まとめると、


be動詞の意味②「存在」とは


★意味『〜にいる。』または『〜にある。』)

★文の構造  〈be動詞〉+〈場所を表す言葉〉


となります。

be動詞の文の疑問文と否定文は?

be動詞の文の疑問文と否定文を作るのは簡単です。


ポイント→『be動詞を使う!』これを頭に入れておけばOKです。

be動詞の疑問文は〈be動詞を文の一番前に持っていこう!〉

・もとの文  She is a tennis player.(彼女はテニスの選手だ。)

 →疑問文  Is she a tennis player?(彼女はテニスの選手なのか?)


疑問文にするには、be動詞の位置を文の一番前に変えればOKです。



これは、過去形やその他の時制のbe動詞でも同じです。


・もとの文  The hat was too small.(その帽子は小さ過ぎた。)

 →疑問文  Was the hat too small?(その帽子は小さ過ぎたのか?)

be動詞の否定文は〈be動詞の後ろに not (no, never)をつけよう!〉

・もとの文 She is a tennis player.(彼女はテニスの選手だ。)

 →否定文 She is not(または isn't)a tennis player.(彼女はテニスの選手ではない。)


amでもisでもareでも、どんな時制のbe動詞でも、否定文ではbe動詞の後ろにnotをつければOKです。


※否定文で、no, neverを使う時もあります。これらもnotと同様にします。


ちなみに、be動詞の現在形と過去形+not はそれぞれ次のような省略形を持っています。


I am not → I'm not

Is not   → isn't

are not   → aren't 


was not  → wasn't 

ware not → weren't 


話しことばでは、 これらの省略形を使うことが多く、便利なのですが、入試問題での英作文などでは、なるべく使わないようにします。

be動詞を用いた文には他にどんなものがある?

ここまで、ごく基本的なbe動詞の使い方について述べてきました。

次に、ほかにどのようなbe動詞の使い方があるかについて、まとめてみます。

be動詞+一般動詞の現在分詞(~ing)・過去分詞

まず、be動詞+一般動詞の現在分詞(~ing)という組み合わせにみなさんも聞き覚えがあるかと思います。

これは、〈進行形〉という形を表しています。


進行形には、現在進行形(~している)と過去進行形(~していた)があります。



また、be動詞+一般動詞の過去分詞という組み合わせも有名です。

これは、〈受動態〉という形を表していて、いわゆる受け身の文(~れる、~られる)(~れた、~られた)を作ります。



それでは、これらの形について次に詳しく見ていきましょう。

★現在進行形・過去進行形

☆現在進行形(~している)は、 am, is, are + 〜ing(動詞の現在分詞)で表現します。


 A boy is standing under the tree .

(一人の男の子が机の下に立っている。)


 They are eating snacks together now .

(彼らは今、一緒にお菓子を食べている。)


☆過去進行形(~していた)は、 was, were + 〜ing(動詞の現在分詞)で表現します。


 Janet was reading a novel in her room .

(ジャネットは自分の部屋で小説を読んでいた。)


We were listening to music then.

(私たちはその時音楽を聴いていた。)

★受動態

受動態(~れる、られる)(~れた、られた)は、 全ての形のbe動詞 +一般動詞の過去分詞で表現されます。


☆基本的な形としては、

am,is,areを使った現在形の受動態、was,wereを使った過去形の受動態があります。


 The classroom is cleaned by students every day.     

 (その教室は、毎日生徒たちによって掃除される。)


 He was taken to the police station.     

 (彼は警察へ連れていかれた。)



☆助動詞の後ろでは、

原形be+一般動詞の過去分詞の形になります。


 At night, many stars can be seen there.   

 (そこでは、夜には多くの星が見られ(ることができ)る。)



☆現在完了、過去完了形の受動態では、be動詞が過去分詞になります。


 English has been learned at many high schools in Japan.

 (英語は、日本の多くの高校で学ばれてきたのだ。)



要注目!

進行形+受動態(~られている)(~られていた)では、

be動詞+being+一般動詞の過去分詞の形になります。


 We should know how smartphones are being used by children.

 (我々は、スマートフォンが子供たちにどう使われているのか知るべきだ。)

be動詞 + to 動詞の原形はさまざまな意味を表す!

〈be動詞 + to 動詞の原形〉は、さまざまな意味合いを表すことができます。

たくさん項目があるので、覚えるのが大変!と思われそうですが、

とても役立つ表現ばかりなので、少しずつ例文をおさえていきましょう。

★予定、運命

〈be動詞 + to 動詞の原形〉は、こんなよく使われる表現に便利です。


 They are to leave here at ten.

 (彼らは10時にここを出発する予定だ。)



一方でこんな深刻な状況にも使います。


 She was never to return to him.

 (彼女は、彼の元へ二度と戻らない運命だった。) 

★義務、命令

〈be動詞 + to 動詞の原形〉で、誰かに義務を説いたり、命令したりすることができます。

 

  All the students are to join the meeting.

  (すべての生徒はそのミーティングに参加しなければならない。)

★可能

Not a cloud was to be seeing in the sky.

 (空には雲ひとつ見られなかった。)


 ※この場合、否定文では、受動態が続くことが多いです。

★意図、意志

一見マイナーな使い方ですが、こんなふうに自分の意図や意志を表現するのにも使われます。


 When am I to visit you?

 (いつあなたを訪問しましょうか?)

「もし仮に」(実現の可能性がほとんどない仮定)  If 主語 were to  〜

「もし仮に」という意味を表すのは、仮定法の文法にあったなー、と覚えている人もいるでしょう。


 If 主語 were to 〜 で、実現の可能性がほとんどない仮定を表すことができます。


If I were to be born again, I would like to be an African musician.

もし仮に私が生まれ変わることがあるなら、アフリカ人の音楽家になりたい。)

(存在として / 特定の場所に)「〜がある、いる」   there + be動詞 〜

これは、中学2年生あたりの文法で学ぶもので、みなさんも記憶にあるのではないでしょうか。


「〜がある(あった)。」「~がいる(いた)。」という意味で、

何かの存在や、特定の場所に何かがある・誰かがいるなどの表現には

there + be動詞 〜 の形が良く使われます。



I tried calling them, but there was no answer.

(私はためしに彼らに電話してみたが、応答はなかった。)


There is a big apple on the table.

(テーブルの上に大きなリンゴがある。)

よくあるbe動詞に関するQ&A

最後に、be動詞を用いた文でよく質問があるものについてQ&A形式で整理してみました。

Q1.  明日の天気について聞く疑問文で、be動詞の位置がよくわからない。

A. まず、明日の天気についての元の文(肯定文)を見てみましょう。


The weather will be sunny tomorrow.

(明日、天気は晴れだろう。)


この文章は、明日の天気について述べる文なので、未来形で表されています。


未来形「〜だろう。」の部分には、未来形の助動詞 willと、be動詞の原形 beの2つの単語が入っています。


be動詞がなぜ原形になっているかというと、それは〈助動詞の後ろの動詞は原形にする〉という文法の決まりがあるからです。


次に、この文章を疑問文にしてみましょう。

助動詞の疑問文では、助動詞を文の一番前に持っていきます。


be動詞の位置を確認してみましょう。


Will the weather be sunny tomorrow?

(明日、天気は晴れるでしょうか?)


助動詞は一番前に移動しますが、動詞は主語の後ろに残ったままなのが分かりますか?



また、疑問詞がついた場合は、be動詞の位置はもっと後ろのほうになります!


How will the weather be tomorrow?

(明日の天気はどうでしょうか?)


なかなかなじみにくい語順かもしれませんね。

時間のある時に、繰り返し口に出してこれらの英文を読んだり、身近な人に英語で明日の天気を尋ねてみたりして、これらの語順に慣れましょう。

Q2. 現在完了の文で、「〜へ行ったことがある」という文に、どうしてgoneではなくbeenを使うの?

A. 〈been〉は、be動詞の過去分詞ですが、同時にgoの過去分詞でもあります。goには goneとbeenの2つの過去分詞があるのです。


goneとbeenの使い分けは以下の通りです。


・They have been to London.

(彼らはロンドンへ行ったことがある。)

=They went to London and have come back.

 (彼らはロンドンへ行き、帰ってきた。)


・They have gone to London.

(彼らはロンドンへ行ってしまった。)

= They went to London and have not come back yet.

 (彼らはロンドンへ行き、まだ帰ってきていない。)


それぞれ、下に=で示した文の意味合いが込められています。

その意味合いを意識してこのように使い分けられたら、完璧です!

Q3. be動詞を使った命令文で、否定の命令文の 場合は?

A. 命令文は主語を持たず、いきなり動詞の原形から始まります。

そして、否定の命令文は、文頭にDon'tがつきます。

これは、一般動詞の命令文でも、be動詞を用いた命令文でも全く同じです。



Don't be shy about asking teachers.

(恥ずかしがらずに先生に尋ねなさい。)

    

このように否定文にしてDon'tを用いると、いきなりbeを入れ忘れてしまったりすることが多いようなので注意しましょう!

まとめ

英語を学ぶ人たちにとって、学習の初期で学ぶbe動詞。


一見とても身近で簡単な単語のようであって、実は奥深い存在感を持つものだということがお分かりいただけたでしょうか?


be動詞は、ひとつの動詞であるにもかかわらず、主語の人称や単複で形が変わる特殊な単語です。

be動詞をより深く理解することで、日本語と英語の違いが分かり、英語全体への理解もより深まっていくはずです。

この記事の執筆者
スタモ編集部
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